ラストシーズン


入部してからついに4年まできた。これまで楽しいことや嬉しいこともあったが、それ以上に上手くいかないこと、悔しいことの方が多かった。試合に出れない悔しさ、自分のプレーがうまくいかないもどかしさ。

それでも決して下を向かなかった

現在70人近くいるチームの中でトップチームで試合に出れない選手はもちろんいる。Aチームに上がれない選手もいる。

それでも投げやりにならないでほしい

それが必ず結果に結びつくとは限らないが、腐った時点でその選手はチャンスを掴む可能性を失ってしまうから。

昨シーズン数々の試合で自分の得点が勝利に繋がったとき確信した。

腐らず継続できた成果だと。

大学まで続けてきたサッカーを本気でできるのもおそらくこれが最後。そんな貴重な時間に腐ってしまうのは本当にもったいない。とにかく本気でやってどんな景色が待っているのか。

後悔するはずがない。


話は変わるが、4年生の役割とは何だろう。

東北大蹴球部は主に3年生が役職に就くため、4年生になると基本的に役職を持つことはない。

では4年生は何もすることはないのか?

これに関して様々な考えがあると思うが、自分の中で明確な答えがある。

チームを勝たせること

自分が入部してからこれまで4年生はチームの核として勝利へと導いていた。それはプレー面に限らずチームを盛り上げる、チームを支える意味でも勝利に貢献していた。

今年はついに自分たちが4年生。自分にはチームを引っ張るリーダーシップもなければ、みんなをあっと言わせるようなカリスマ性もない。自分にできることは

結果でチームを支える

これがチームのために自分ができる最大の貢献であると思っている。しっかり責任感を持って常日頃から結果には拘っていきたい。


最後に少しだけ。
近頃’引退’という言葉が頭をチラつく。コロナの影響もあり残り何試合できるか不明瞭だが、このチームでできる残り少ない時間を大切にしたい。引退するとき最高のチームだったと思えるようにしたい。そのために俺たちで最高のチームを作ろう。最高の結果を残そう。目標である東北1部リーグ2位以上を達成しよう。
俺たちならできる!

次回は院試終わりの長浜慧昌くんにお願いしたいと思います。ご覧になっていただきありがとうございました。

経済学部4年 中川綾介

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