ちは!藤本洸太です。
遺言ブログも最後ですねぇ。お付き合いいただきありがとうございます。
後輩、同期、その他チーム関係者に伝えたいことを吟味して表現できたんじゃないでしょうか。ブログの醍醐味ですね。
軽く振り返っていきますね。4年生の熱い想いはみなさんに伝わっているでしょうかね。
「一言でいえば、一言で言えない」駒形
―ほんとに現役部員、うらやましいなぁ!駒形節が炸裂してて好き。
「意見の多様性の大事さ」を説いた三橋
―彼女とお幸せに。意見の違いは進歩するのチャンスって児島さんも言ってたしね。
「元気で引っ張ったけどMGを泣かせた」E岡(デブ)
―なんだかんだ熱いプレーとそのキャラ(デブ)に惹かれた後輩は多いと思う。
「普通の基準を高める」河村
―まっじめやなぁ。何にとは言わないけど俺も君には感謝してます。
「Run into fire. Everyone have a chance to be a hero.」Leo
―If we have anything ourselves want to do, most of us cannot do that. But you can do. That is your great point, I think.
「紅一点」作山
―おつかれさま。文字通り縁の下の力持ちでした。ありがとう。
「チームの総合力を上げるのは燻っている人たち」扇(25)
―海城の2人は最後まで努力していましたからね。リスペクトです。
「チーム全員で喜びを共有する」田宮
―1年の頃はすぐ熱くなるやつだったのに。努力、成長。田宮の言葉だから説得力があるなぁ。
「もっとうまくなれた」Tim
―その通り。きっと一番の努力家だったんだろうなぁ。彼女の方も頑張ってるんだろうなぁ。
ふぅ。詳しくは直接彼らのブログを見てみてください。アーカイブからどうぞ。
しっかし本当に、4年間共にサッカーしてきた同期には感謝ですね。我が道を進んできた僕にとってかけがえのない仲間です。これからもよろしく。
さてさて、今回ブログに何を書こうかなーと。
そんな時に思い出したのが、小中高で僕と同期で、現在早稲田大学ア式蹴球部で活躍している秋葉遼太くんのブログです。
http://www.waseda-afc.jp/diary-men/81752
っとまずは、1本動画を見てください。大塚製薬のポカリスエットのCMです。埋め込みできなかったのでYouTubeで見てみて下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=nTz0fwPZMpo
「なぜ大学でサッカーをするのか」というコンセプトメッセージを持ち、僕らに大学サッカーとは何かを問い続けてくる動画になっています。
秋葉くんはこのメッセージに対して以下のように考察しています。
以下引用
なぜ、「なぜ大学でサッカーをするのか」と問われるのだろう。(中略)なぜと問われること自体大学サッカー特有の現象だ。
「なぜ」と問われる理由。それは大学サッカーが大海原で未だに行く先の定まらない迷える船だからだ。社会という大海の中で大学サッカーという船にどんな魅力があり、どんな景色を私たちに見せてくれるのかはっきりしていない。だから人はなぜ大学サッカーと問うのではないだろうか。
それなりの目的と自分なりの覚悟を持って大学サッカーという船に乗り込んだ私たち自身も乗ってから気づく。なぜ大学サッカーなのか、この船はどこに向かっているのかと。誰も何も教えてくれない。羅針盤を決めるのは自分自身。時に暴風雨にさらわれ一度定めた目標を見失う。何度も何度も「なぜ」の問いを繰り返す。その中で次第に自分自身のこれだという「軸」が決まり、行く先が見えてくる。屋台骨である軸が定まった船は雨風にびくともせずに行く先にまっすぐ進むことができる。
引用終わり
確かに、僕らも4年間大学サッカーに取り組んできました。関東リーグを制するようなチームに比べたら弱小校ではありますが、目標を定め、一生懸命に励んできました。
でもそれが果たして何のためになるのか?なぜがんばっているのか?どうして止めないのか?そこに明確な答えをもっている人はおそらく1人もいないでしょう。
この問いは堂々巡りです。いつまでたっても答えは明確になりません。
でも、大学サッカーにプレーヤーとしてかかわることができる期間は4年間と決まっています。その中で、各自の「行く先」を4年間で得たものとして次へ進むしかないと思います。
さて、僕なりの4年間の答えを綴っていこうと思います。
僕は今シーズンが始まる前に、部としての理念を設定しようと提案しました。
その際に考えたことですが、サッカーはやはり最高の娯楽だと思います。娯楽というと語弊があるかも知れませんが、ここでは「みんなを楽しませるもの」という意味で使います。
でも大学生には「娯楽」がたくさんあります。例は挙げませんが、本当にたくさんあります。
そんな中、どうしたら大学サッカーに興味を持ってもらうかが大事だと思っています。
サッカーをやったことがある人は大勢いるし、なんならやったことのない人を探すほうが大変かもしれません。しかし、それほどのメジャースポーツであっても、大学まで続ける人は多くありません。
そう考えると「大学サッカー」はまだまだマイナーです。
でも大学サッカーは今までのサッカーの中で一番エキサイティングだったし、わかりやすい戦術の違いなんかで各校の色がよく出てるし、プロほど完成されてないから不確定要素が多くジャイアントキリングが起こりやすい。
思いついただけでもたくさんの楽しみがあります。
本当にみんな大学サッカーの楽しさを知らないだけなんだと。
みんなに楽しさを伝えていくためには自分らが楽しまなくてはいけない。
そんな想いで自分らの理念は”Enjoy Football”になったし、そこにはもっともっと大学サッカーを広めていきたいとの想いが含まれています。
4年生の同期たちがチームに対して熱い気持ちを持つように、大学サッカー、もっと言えばサッカーそのものに熱い気持ちを持って望んでほしいと思います。
この熱い気持ちが「文化」として代々つながっていったとき、きっと東北大蹴球部はもっと魅力あるチームになっており、その中で活躍する部員たちはもっと輝いていると信じています。
そのための第一歩として明日、仙台大学との試合があると考えています。
先日、仙台大学の吉井監督より東北大と仙台大の試合を行い、大学サッカー普及の礎にしようとの声がかかりました。主務のほうに簡単な話は来ていたようですが、自分ら部員に知らされたのはリーグ戦最終節が終わってからでした。
個人的な話になりますが、当時自分はやりきった、という気持ちよりももっとがんばれたな。という後悔に近い気持ちと、もっとサッカーをしていたいという気持ちでした。
正直、強豪仙台大学には勝てる気がしないし、逃げたい気持ちもあります。でももう一試合、東北で一番のチームと試合ができる。そう考えたら楽しみで仕方ありません。
きっと勝つことは難しいでしょう。今は。
でも来年、再来年、5年、10年と続けていきましょう。問い続けましょう。どうすれば勝てるか。
そうすれば近い未来、東北の大学サッカーは東北大が牽引していると思っています。
そのためにも明日は一生懸命やる。最後の試合、大学で培ったものを全部ぶつけてやる。
そんな僕らの背中を見ていってください。
最後までお読みいただきありがとうございました。稚拙な文章となってしまいましたが、僕の4年間の想いをまとめられたとおもいます。
最後になってしまいましたが、4年間僕を支えてくれた両親、チームメート、恩師、その他多くの方々に感謝します。今後も一人で生きているのではないと感謝を忘れずに精進していきたいと思います。有難う!
では。来年の4年生の遺言ブログもお楽しみに!
また来年!