部活を引退後、朝6時ごろ寝て昼に起きるという不健康極まりない生活を送っていたのですが、このままだとさすがにヤバいと感じたので、思い切って昼間のバイトを始めてみました。そのため、趣味である深夜ラジオをリアルタイムで聴くことも難しくなりました。するとある日、趣味を自粛したストレスかどうかはわかりませんが、朝起きて鏡を確認するとニキビができてました。健康的な生活を送ろうとしたら、逆にストレスを抱えてしまっていたのです…。こんな悲しい事ありますか?社会人生活が不安で仕方ありません。
ごんすなーTV、オブです。経済学部4年の髙木です。
本日から9日間にわたり4年生の遺言ブログが始まります。今年のトップバッターは自分が任されましたが、順番はあみだくじで決めているので特に深い意味はないです!明日は誰だろうな…とか、あの人はいつだろうな…とか各々楽しみにしてもらえるとありがたいです。では、始めます。
ついに遺言ブログの時期が来てしまいました。「ありきたりだな‼」と言われるかもしれませんが、長いようで短い4年間でした。この4年間の思い出を書いてもいいなと思ったんですが、ありすぎて書ききれないってことと全然まとまりのない文章になる予感がしたのでやめときます。代わりに、あまり話してこなかった自分のことについて書こうかなって思います。拙い文章ですが読んでくれたら嬉しいです。
僕にはサッカーに取り組むうえで最も大切にしてきた考え方があります。
それは、『驕らない』ということです。
もっと詳しく言うと、チームで自分が一番下手だと認識し、何事にも謙虚に、そして失敗を恐れずに向上心を持って取り組むということです。この意識のおかげで下手くそな自分でも学生リーグに出場できたと感じています。何個か前のブログで涼平(菅野さん)が「自分が一番上手いと思い込む」と言っていましたが、それとは真逆の意識ですね。ただ、この意識は高校の頃から持っていたので、決して涼平に対抗して急遽考えたというわけではないです(笑)
タビオいい感じ!! | TOHOKU UNIVERSITY FOOTBALL CLUB (hyojosoccer.com)
高校では同期が40名、部全体でも100名を超えるチームに入部しました。私自身、中学で副主将を務めチームの要を担っていたこともあり、入部当初は自信に満ち溢れていました。しかし同期の大半はクラブチーム出身者で、実際にプレーすると彼らとの技術や体力に大きな差を痛感しました。事実、BチームやCチームでプレーすることがほとんどで人生で初めて挫折を経験しました。
しかし、トップチームで活躍するという目標を諦めることは出来ませんでした。そこで、私は自己意識を改めるようになりました。
それが、
・上には上がいる、自分は常にチャレンジャーである
・傲慢にならず、ハングリー精神を持って練習に取り組む
冒頭にも述べた『驕らない』という精神です。
『自分が一番下手』という意識のおかげで、(常に全力で取り組まないと対等にプレーできないという心情のもと)ミスとか関係なしに積極的にチャレンジするようになり自分の強み・弱みを明らかにすることができました。他にも、自分がプレーしていない時は他の人のプレーを参考にし盗める技術は盗もうと努めました。この意識改革により、もっと上手くなりたい、試合に出たいという気持ちがさらに強まり、日々の練習に対する姿勢も変わっていきました。そんなひたむきさが評価されたのか、高2の冬に監督から昇格を言い渡され、短期間ではありましたがトップチームでもプレーすることができました。この時、自分の考え方や取り組んできたことが間違っていなかったと実感しました。
そして、大学に入ってからもこの意識は変わっていません。
いつかのノートにも書きましたし最後のミーティングでも述べたように、僕はどんな状況でも自分が今出来ることに対して全力で向き合ってきました。たまに(というか何度も)怪我をしてしまうこともありましたが、そんな時でも何ができるか、何をすべきかということを常に考えていました。だからこそ、サッカーが下手な自分でも学生リーグ・アイリーグに出場することができたと思っています。
こんな感じでサッカーに取り組んできました。大学サッカーに満足しているかと言われればそんなことはありません。もっと試合に出たかったし、東北中の上手い選手ともっとマッチアップしてみたかったです。そしてチームに欠かせない選手になり、勝利に貢献したかったです。もちろん全国にも。
ただ、小学校から大学までサッカーを続けてきましたが大学での4年間が一番充実していて、濃い時間を過ごせたと思っています。めっちゃ楽しかったです。
ここまで長々と自分語りをしてきましたが、決してこのブログを読んで他の人にも同じ考え方をしてほしいと言っているわけではありません。「こんな考え方の人もいるんだな」と思ってくれるだけで充分です。ただ、現状Bチームで公式戦に絡む機会がなく腐っている人や、首脳陣になかなか評価されず諦めかけている人たちには響いてくれたらいいなと思います。というのも、東北大学がさらに強くなる鍵はBチームが握っていると個人的に考えているからです。自分には何が必要か、何が足りないのかを考え、いま出来ることに対して全力で取り組んでほしいです。「最後まで諦めるな」「絶対に辞めるな」なんて無責任なことは言いません。ですが、やれることがあるのに諦めるのは勿体ないです。(偉そうになってしまいましたが最後なのでお許しください。)
自分は来年から社会人になります。幸い自分の就職先にはサッカー部があり、サッカーが全く出来ないという環境ではありませんが、社会人サッカーは今まで歩んできた学生サッカーとは全く異なるものだと思っています。そもそもサッカーを続けるかもまだ決めていないので、もしかしたら大学サッカーがプレイヤーとして最後になる可能性もあります。
そんな大事な4年間を東北大学学友会蹴球部で過ごせて本当に良かったです。サッカー面はもちろん、サッカー以外の面でも貴重な経験を積むことができました。特に同期とはプライベートでも旅行に行ったり飲み会があったりして、どの学年よりも横の繋がりが深いと思っています。これからもまた集まりましょう。
そして最後に、今まで自分のサッカー人生をサポートしてくれた家族に感謝の意を述べたいです。大学でサッカーしている姿を見せられなかったのは唯一の心残りですが、何か別の形で親孝行できたらなと思ってます。本当に感謝してます。そして、これからもよろしくお願いします。
以上で遺言ブログとさせていただきます。ここまで読んでいただきありがとうございました。
じゃ、また。