リーダーシップは地位ではなく、行動である


みなさん、こんにちは。石原駿君から指名をもらいました、工学部機械知能航空工学科三年、田邊悠太です。先月の代替わりミーティングでもうすでに「元」がついてしまった、前年度の主将です。駿に遅いよと言いながら自分も期日に間に合わず申し訳ありません。

 

活動報告に移ります。

 

先週末にはミーティング、さらには学年対抗戦が行われました。ミーティングでは新体制においてのルール確認や班活動を行いました。新体制となって曖昧となっていたルールを再確認することや、班でこれからどう活動していくのか決めることができ、これからの活動がより一層活発になると思います。また学年対抗戦では僕たち3年生が優勝することができました。谷間の世代などと色々と言われていますが遂にこの学年が光を浴びることができました。学年ごとに特徴がありましたが、試合が進むにつれてギスギスしていた学年もあったので、それに比べると自分たちの学年の仲の良さ(TKPは特に)で勝てたのかなと思います。またこれから約1か月間自主練期間に入りますがここでどれだけ体づくりをできるかが大事なので、最近積極的に頑張ってくれているフィジカル班中心に鍛えていきましょう。

 

先に駿からのお題に答えたいと思います。この時期にクリスマスの予定を聞くなんて野暮ですよね。そんな駿君はあるのでしょうか。とても興味がわきますね。え、自分はって?あるわけがないでしょう。今まで遊ぶ時間がないほど忙しかったとだけ言っておきます。もうすでにクリスマスの話をしているであろう彼女持ちの後輩たちはうらやましい限りです。これ以上話すとむなしくなるだけなので、以上とさせていただきます。

 

ここからは雑記です。チームとして強くなるために必要なことなどは副主将が書いてくれているのに加え、選手一人ひとりが一番感じていると思うのでこのブログでは自分がチームに対して考えていたことについて述べようと思います。

 

まず自分が去年ブログにて話していた内容は、「大学でサッカーを続ける意味をそれぞれが少しでもいいので感じてもらえる舞台や環境を作りたい」でした(かなりある人の影響を受けていますね)。これは正直できたかわかりません。大学でサッカーを続ける意味は色々あると思いますが、自分の中では一番は「サッカーが楽しい」ということに帰結すると思います。少し駿の内容と被っていますが気にせず進みましょう。サッカーが楽しいから大学までサッカーを続けているし、試合に勝った時の楽しさを求めるから勝てるように努力をするし、うまくいかないことがうまくいったときに楽しいと思うから練習をする。当たり前だと思いますがこれが一番の原動力だと思います。では「サッカーが楽しい」と思える環境づくりとは何だろうと思いました。この疑問に対しての回答はかなり難しく自分の中での答えは一年を通してチームを引っ張ってきても見つけることはできなかったです。練習で素晴らしいプレーをしたときに感じる人や、味方との連携があったときに感じる人、試合中相手に勝った時に感じる人などこの「楽しさ」は人それぞれです。しかしこのサッカーという競技はチームスポーツであり、ピッチ内のだれか一人が欠けていても成立せず、ましてはゴールを奪うには何人もの意図が合わないと成立しません。何が言いたいかというと、チームスポーツ(サッカーは特に)においてはそれぞれが感じる「楽しさ」をチームメイトと共有できるということです。自分は昔、個人競技の方が他の人のことを何も考えなくていいなと思うことがありました。でもサッカーをしているうえで個人競技では味わえないぐらいの楽しさを知ってしまっているからここまで続けていると思います。話が少し脱線しましたが、自分の中での結論としてサッカーを続ける意味は「楽しさを共有できる」ことにあると思い、主将としてこれまで取り組んできました。練習メニューなどに顕著に表れていたかなと思いますが、根本的には勝利をすることによる楽しさ、嬉しさが一番大きいので勝つためのまじめな練習を行うことが多かったですが、リカバリーなどで盛り上がるメニューなども行いメリハリをもってやっていたつもりです。大学生になって怒られてサッカーしているチームを見ると、各々が考えてプレーしその中で楽しさを共有できる学生主体の東北大学でサッカーできてよかったなと思うし、そんなチームに少しはできたかなと思います。このようなことを思いながら練習を考えたり仕切っていたので、この一年間活動していて少しでもサッカーの楽しい部分、また楽しさを共有できた部分を感じる部員がいたら嬉しいです。

 

いや、まだあるのかよと思いの方、もう少しお付き合いください。これまではチームに対して思っていたことを書いてきましたが、次は自分に少しだけ焦点を当てたいと思います。

 

自分は本当にキャプテンには向いていなかったと思います。みんなを引っ張っていくカリスマ性がないことや、相手よりも自分が悪いと思ってしまうこと、簡単に自分の意見を曲げてしまうことなど挙げだしたらきりがないですけど、自分に絶対的な自信がないのが自分だと思っています。メンバー選考においても自分よりも優秀なボランチがたくさんいるのにその中で自分が出るのかとか毎試合のごとく悩んでいましたし、試合中自分がメンタルブレイクした時(一発レッドカードで退場やPKを与えるハンドなど色々ありましたね)もありました。そんな中やはり自分を支えてくれる存在、さらにはこんな自分でもついてきてくれる存在がいることの大きさを知りました(メンヘラで面倒くさかったと思うけどごめんね)。多くの人の支えがあったからこそ、一年間主将として活動することができました。結果としては学生リーグ4位で前年度の結果を超えることができず、もっと何かできたのではないかという後悔は残ります。しかし、コロナで思うように練習ができないことや、2か月間で12試合という過密日程を戦い抜くことができたのは、学生リーグを出ていた人はもちろん、チーム全員の支えがあったからこそだと思います。本当にありがとうございました。最後きれいごとばかり並べましたが、上位に勝てなかった事実は変わらないので来年こそは最高学年として長年の目標であるインカレを口先だけで終わらず現実にしたいと思います!

 

この辺で自分のブログは終わろうと思います。自分のことについて書いたので興味ないと思った人もいると思いますが、少しでも気持ちを受け取ってくれたら幸いです。遺言ブログに影響されて文章が長くなってしまいすみません。拙い文章で読みづらかったと思いますが、ここまで読んでくださった方本当にありがとうございます。

 

次回は部員からの圧倒的な信頼を得てキャプテンとなった久保田大芽君にお願いしようと思います。お題は来年の目標についてで。今週から遺言ブログが毎日投稿されているのでそちらもぜひチェックしてください。

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