私は美容院が苦手である。
ネットの初回限定クーポンで予約した美容院での会話。
美容師さん「大学生さんですよね」
私「はい」
美「サークルは何に入ってるんですか?」
私「サッカー部でマネージャーを(一応“部“と訂正しておく)」
美「じゃあ、選手の服を洗濯したり、合宿でご飯作ったりするの?」
私「んー、あまりしないですね…苦笑(まあ、それが世間のイメージよね)」
美「どんな仕事があるの?」
私「練習中はメニューの時間を計ったり、ボトルの用意をしたりします。」
美「そうなんだ!試合の時はスコア付けるの?」
私「えっと、そうですね~(これもやってないとは言いづらい…!)」
自己紹介が遅れました。農学部4年マネージャーの大内玲奈です。昨日の学年対抗戦は3連覇することができ、とても嬉しかったです!準備をしてくれた皆さんありがとうございました。私は計30分出場しましたが、今日は無事筋肉痛です!!
さて、遺言ブログを書いていこうと思います。
サッカー面で大事なことはプレイヤーのみんなが書いてくれると思うので、その他で部員のみんなに伝えられることは何か考えたときに、“後輩として”と、“先輩として”に分けて、マネージャー業務や班活動で意識していたことを伝えることにします。
<後輩として>
・自分なりに考える
1年生の頃、効率の良さを考えて自分(マネージャー)にできることを探した結果、アンケートで先輩方の案に対して質問や議論していた記憶があります。マネ業では、一度教わったことでも不安だったら何度でも確認したし、一つ一つの仕事の意味を聞いたりもしました。(先輩方、生意気言ってすみませんでした!!笑)後輩という知識や経験がない中で意見をすることは迷惑かもしれないと思ったけど、勇気を出して聞いてみると、先輩方は優しく教えてくれたし、話し合いの中で得るものもたくさんありました。
・話はちゃんと聞いて半分受け止める
本質的には言いたいことは上と同じですが。学生主体の私たちは、理念こそあれ、代が入れ替われば必要なことも変わります。普遍的な正解はないと思っています。先輩たちが教えてくれるたくさんのことは、その時その人にとって正解であることで、自分の、自分たちの正解とは限りません。半分というのはあくまで比喩ですが、今の部活ではどうするのが一番いいのかをいつも考えるようにしていました。(…この遺言ブログも然り!!笑)
<先輩として>
・後輩に話しかける
1年生の時、先輩にたくさん話しかけてもらったり、話を聞いてもらったりしたから、居場所ができて東北大学サッカー部マネージャーとしての自分があると思っています。だから、コミュ障だけど、初対面じゃなくても5回目くらいまで緊張するけど笑、沢山話かけるようにしてました。意図としては、後輩から話しかけてもらいやすくするためです。けがした時に普段話してないと頼みづらいだろうし、班活動においても意見しやすくなるといいなと思ってやっていました。
・ありがとうという
これは主にマネの後輩に対して、仕事をやってくれたとき必ず言うようにしていました。当たり前と言えばそうなのですが、忘れないように意識していました。日常的に言う習慣がつくとお互いも周りも気持ちがいいのはもちろんですが、一番は、マネージャーは入ったときから学年関係なく平等だと思うからです。後輩が仕事を率先してやらなければいけないとは思わないので、感謝の気持ちを言葉にするようにしていました。
・根底から否定しない
私が所属していた広報班では、新しい挑戦をたくさん考えています。今年はリフティングチャレンジ企画が好評でしたね。でも例えば、「この企画はそもそも必要だったか?」と考えると、立案段階ではまさかこんなに反響を得られるとは思っていなかったので、答えは「わからない」です。
出してくれた案には真摯に向き合いたかったので、意見する場合は、人手は足りそうか?どんな層をターゲットにするか?など、実行することを前提とするようにしていました。また、結果として実現できなかったとしても、検討した過程で得られるものもあると思います。
4年間、サッカー部を通して自分がどれだけ成長できるかをたくさん考えました。“マネージャーは選手のために仕事をする”という縁の下の力持ちだけで終わりたくなくて、部のために、自分のために、そして応援してくれる人のためにも働きたい思いが強かったです。冒頭の美容院の話に触れると、一般的なマネージャーのイメージと私が目指す理想が異なることに悩んだ時期もあったけれど、部と応援してくれる人たちをつなぐという視点や役割はこれからの部の発展に必要不可欠だと思い頑張ってきました。広報という新しい領域で試行錯誤をした日々は充実感と成長を与えてくれました。
最後にマネージャーへのメッセージと、皆さんへの謝辞でこのブログを終わります。
マネージャーのみんなへ
一年生の3人は入部してくれて本当にありがとう!数回しか一緒に部活ができなかったのが心残りです…。自分がサッカー部でできることを見つけて、成長してくれることを楽しみにしています!
上級生の3人、ここまで続けてくれて本当にありがとう!笑 マネージャーの人数が増えて、周りから求められることも変わってくると思うけど、焦らずに、自信を持って進んでいってください!
謝辞を。
同期、先輩・後輩の皆さん、相談に乗ってくれた友達、支えてくれた家族、関わったすべての人に感謝致します。本当にありがとうございました!
最後までお読みいただきありがとうございます。これからの活躍を楽しみにしています。
最高の4年間をありがとう!では、またね!